風まかせ旅紀行
新潟県 小出-栃尾-長岡ポタ Vol.1
2016年9月25日(日)
転職とそれに伴う引っ越し作業に時間を使い、振り返れば2016年は旅紀行レポに出来るような自転車ネタが、未だ一つも無し。そういえば、引っ越したおかげで以前より近くなった新潟県は、自転車では2015年の5月以来、訪れていません。そうだ、中越地方ならば道は大体が頭の中に入っていて、ノープランで行っても走れるし、しかも車での移動距離もわずか100km。その大半を高速道路で移動するので時間も掛かりません。ということで、久しぶりに中越地方を走る事にしました。
地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)。
アパートを出発して関越自動車道に入り北上。長い国境のトンネルを抜けると、そこは第二の故郷、新潟県。今日の拠点、小出ICを出て直ぐにのところにある響きの森公園を目指します。
午前8時半過ぎ、響きの森公園の駐車場に到着。今回のお供、9号車をバタバタっと用意して午前9時過ぎに走り始めます。ルートは細かく設定していませんが、小出から入広瀬、石峠、栃尾、長岡、小千谷、越後川口、堀之内と廻る予定。
響きの森公園を出発して、県道70号線を北へ向かいます。佐梨川を渡って左手に有るのが「道の駅ゆのたに」。
県道70号線を道なりに1km弱進んで、薬師スキー場へ向かう路地に入ります。これが薬師スキー場。
薬師スキー場から県道328号線に入って中家、中家新田の集落を通って再び県道70号線に合流。只見線の藪神駅方向へ向かいます。
県道70号線をトレースして破間川の河岸段丘を降ります。もう、幾度となく通っている定番ルート。
今泉の集落を通り抜けて、東北電力・藪神発電所の手前。この先、横瀬橋まで破間川左岸を進みます。
横瀬橋で破間川の右岸へ移動し、会津街道(と勝手に思っているのですが)を進みます。おやっ? 融雪パイプが撤去されています。このまま廃止? いや、まさかなぁ?
そのまま道なりに進んで須門神社付近。手前から大きな杉の木が目立ちます。
魚沼田中駅の手前で国道252号に合流。ここから須原までの間は国道252号を進みます。
須原の目黒邸前で水分補給。目黒邸の入場券販売は左の建物の中で行われているのですが、あれっ?以前は目黒邸の正面に小屋が有ったような記憶が・・・。
目黒邸・・・2008年の冬に見学したときの様子
重要文化財 目黒邸
国重文「目黒邸」|魚沼市・・・魚沼市
目黒邸から只見線を横断して破間川左岸の県道70号線へ戻ります。その途中、県道449号線から見える田んぼの風景。[下]
松川橋で破間川を渡り、県道70号線に戻って入広瀬方面へ。この細野の集落を通るのも、もう何度目でしょうか。
ほんの少しだけ只見線と併走する県道70号線。この辺りは冬季通行止めになる区間です。[下]
只見線上条駅の南側にある踏切を越えると国道252号。その国道252号をほんの少し進んで上条駅前交差点を左折し、国道290号に入ります。この先は石峠トンネルを越えて旧・栃尾市、今の長岡市へ向かいます。
石峠トンネルに向かって登りながら、少し振り返り気味に右を向くと守門岳。いつもこうやって麓から眺めてばかりで、登った事は無いのですが。
石峠手前の最後の集落まで登ってきました。この先、幾分急坂になった1km弱をやり過ごせば石峠トンネルです。
石峠トンネルを通り抜けて旧・栃尾市に入りました。しばらくは下り坂を快走します。
以前も写真を撮ったポイントで記念撮影。そういえば9号車を遠征に連れてきたのは、これが初めてだったかな?[下]
しばらく国道290号でダウンヒルを楽しんだ後、お馴染みの松尾から上来伝を通る市道へ。その道から見える田んぼは収穫の真っ最中でした。[上]
旧・栃尾市の中心部までほぼ下りの快走路。
斜度が無くなったところで国道290号に合流します。この先は来伝川と刈谷田川の合流点。
そうだ、「道の駅R290とちお」へ寄っていこうと、そのまま国道290号を進みます。右側は刈谷田川。
「道の駅R290とちお」に立ち寄った理由はこれ。名物の「あぶらげ」です。揚げたてに鰹節、ネギ、出汁でモグモグ。うめー。近所のスーパーでも売っているのですが、やっぱり揚げたては旨い!
「あぶらげ」を補給した後は、栃尾の街並みを眺めながら桑探峠へ向かいます。雪景色の雁木通りを撮影したいと思いながらも、中々来られないんだよなぁ。
栃尾市街から小貫の集落に向かう坂道を登ります。栃尾の街並みが一望出来る、個人的にお気に入りの地点。
小貫の集落へ向かいます。ここも幾度となく通った事にある道。ただ、以前より通り掛かる車が少なくなった気がします。
佐貫の集落で左折して桑探峠へ向かって登り始めます。標高差は幾らも無いのですが、直線的で先が見える上り坂は気分的に疲れる?
桑探峠を越えて一旦見附市に入ります。既視感の有る、信濃川沿いの田んぼが広がる風景になりました。都合4年弱、これに近い景色の中で暮らした事があるので、既視感有るのも当然なのです。
県道8号線を南下すると、直ぐに長岡市に入ります。
浦瀬町で旧道らしき道筋を見掛けて入ってみました。車なら躊躇してしまう、そして諦める狭さの路地でも自転車ならへっちゃら。
少し行くと丁字路に突き当たるのですが、そこにこんな石碑が建っていました。「東山油田」の字がある道標。そう、中越地方はかつてあちこちに油田が有ったのです。
その隣の案内板。全く知られていませんが、新潟県内には平成に入っても稼働していた油田(金津油田)が有ったのですよ。
新潟県 三条・五泉・加茂界隈ポタ Vol.2・・・金津油田を見学
国指定史跡 新津油田金津鉱場跡・・・新潟市
<3> 源流 石油掘削で鉄工業誕生 枯渇後、工作機械へ脱皮・・・新潟日報モア
レポートは2ページ目に続きます。
All Photographs by Ryo Masuda 2016.
Took a photograph with FINEPIX F1000EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2023.10.28]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp