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風まかせ旅紀行

栃木県 芳賀・烏山・馬頭界隈ポタ Vol.2



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富谷橋上から眺める那珂川の上流方向

富谷橋上から眺める那珂川の上流方向。約2km上流にある大松橋も見えてます。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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那珂川市街」に直された道路案内板

那珂川左岸の県道27号線を馬頭町に向かって北上します。「那珂川市街」に直された、ちょっと古い道路案内板。昔は「馬頭町」だったはず。


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こんな所にディーゼル機関車

八溝大橋の近く、もう少し進めば旧・馬頭町の中心部という所で、道の向こうに小さなディーゼル機関車が居る事に気が付きました。えー?なんでこんな所に!? 現地ではさっぱり分からなかったのですが、那珂川清流鉄道保存会が収集した車両の修理・整備を行っている、馬頭運送株式会社なのでした。と言いますか、保存会の代表が馬頭運送の代表ということのようです。帰宅後、この近くに沢山の保存車両が居る事を知るも、後の祭り・・・。


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旧・馬頭町の中心街

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シベリヤ

旧・馬頭町の中心街。11年ぶりの馬頭です。11年前はこの旧道ではなく、一本北側のバイパスをうろうろしていたので、この風景を見るのは、実は初めてなのです。確か。奥では通りを通行止めにしてのお祭り中でした。[上]

栃木県 芳賀・那珂川・馬頭界隈・・・旅紀行

麹屋さんの隣は「シベリヤ」。バーかなぁ? しかし、凍り付きそうな名前です。[左]


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那珂川右岸の堤防上を進む

馬頭で折り返すつもりでしたが、どうも走り足りない。といって、これ以上先に進めば、日没までに「道の駅はが」に戻るのは無理だろう・・・。さて、どうする? 夜間走行の準備はしてきているし、薄暮の中を走るのもまた一興、ということで、黒羽町まで北上する事に。馬頭から若鮎大橋を渡って那珂川右岸の堤防を進みます。


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那珂川左岸の田んぼの中を進む

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黒羽はもうすぐ

なかがわ水遊園の先、水遊園大橋で再び那珂川左岸に渡り、田んぼの中の集落を繋ぐ市道を進みます。[上]

田んぼの中の市道から県道27号線に合流して、更に北上。那珂川と最接近するこの辺りを越えると、黒羽はもうすぐ。[左]


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黒羽に到着

「鮎の塩焼」の幟が見えてきて黒羽に到着。先に見えている信号のある交差点に公園が有るので、そこに向かいます。


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黒羽田町公園で一休み

田町十字路の一角にある黒羽田町公園で小休止。ここ黒羽は松尾芭蕉が、奥の細道の行程で一番長く滞在した地だそうで。奥の細道を辿ってみたいなぁ。


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那珂橋

那珂橋を渡ります。向こうに見えている大きな建物はホテル花月

夕暮れ迫る黒羽市街を少し探検。[下]


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黒羽市街を少し探検

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左にカーブして下っていくのが国道

大豆田にあるスーパーマーケット、ダイユー黒羽店近く。左にカーブして那珂川に降りていくのが国道461号。右はその旧道でしょうか。


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明治45年の修道記念碑

上の写真を撮った位置の右側にあるのが、この明治45年の修道記念碑。


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東野鉄道の廃線跡

そして、その国道沿いのガソリンスタンド脇から延びていく、この道が黒羽まで足を伸ばした理由の一つ。東野鉄道の廃線跡なのです。

東野鉄道廃線跡を訪ねて・・・減速進行


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南にまっすぐに伸びる廃線跡

南にまっすぐに伸びる、幅一車線の廃線跡を快走します。鉄道運行当時よりは拡幅されていると思いますが。


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途中2車線の区間も有る

こんな風に完全に二車線に拡幅された区間も有ります。

また一車線に戻って民家脇を進む廃線跡。当時は踏切が有ったのかな? [下]


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民家の近くを通る廃線跡

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堀割になって下っていく廃線跡

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箒川を渡った先の廃線跡

佐良土で国道460号に横切られて終了?と思ったら、その先、箒川を渡るために堀割になって下っていく廃線跡が続いていました。[上]

箒川を渡って直ぐに有った堀割は埋め戻されて農地に戻ったようですが、その先は低い盛り土というか、田んぼの段差として残っていますね。廃線跡探訪はここまで。ここからまずは喜連川に向かいます。[左]


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県道52号線を西へ

権津川沿いの県道52号線を西に向かいます。


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県道167号線をトレース

約5kmほど進んだところで左折して、県道167号線に入ります。喜連川までは県道167号線を辿ります。

夏の蝉、秋の虫の声のような音も無く、風も無く、ただただ静かな冷たい空気の中を進みます。冬の夕暮れも良いね。[下]


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とても静かな県道167号線

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夕日に照らされる喜連川の商店街

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荒川を渡って弥五郎坂に向かう

夕日に照らされる喜連川の商店街に到着。ここに来ると、なんだかもう帰り着いたような気分になってしまいますが芳賀はもう少し先。[上]

荒川を渡り弥五郎坂へ向かいます。[左]


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薄暗くなった弥五郎坂を登る

薄暗くなった弥五郎坂を登ります。ここは明治時代に開削された道。喜連川側から登るのは初めてかも。街道時代の弥五郎坂は2015年に通ってみました。

奥州街道 宇都宮-境の明神-白河 Vol.1・・・旅紀行
喜連川奥州街道史跡めぐり・・・栃木県さくら市観光ナビ


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適当に農道を拾って南へ

弥五郎坂を越えれば、後は田んぼの中の平坦コース。サイクルコンピュータの地図で適当な農道を拾いながら南へ。


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今日のお供のハンドル回り

今日のお供、9号車のハンドル回り。ライトは左側にハンドルに吊り下げる形で取り付けています。予備バッテリーはトップチューブ上のバッグに入れています。


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日が沈んで薄もやが掛かってきた

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テールランプを灯して走る

未だ明るさは残るものの、日が沈んで辺りには薄もやが掛かってきました。点在する民家にも明かりが灯って、ああ人が居るんだな、と分かります。日中もこの時間も人の姿は見えませんが、明かりに依って昼よりも人の営みが感じられて、なんだか安心出来るのです。[上]

テールランプを灯して農道を快走します。アクシデントでも無い限り、夜の走行は避けるもの、というのがこれまでだったのですが、最初から夜を走ってみる、なんていうのもやってみようかという気に成りました。[左]


17時直前に「道の駅はが」に帰り着いて、この日のポタリングは無事終了。走行距離は117kmちょっとでした。9号車を片付けた後は「ロマンの湯」でノンビリと暖まって、ついでに夕飯にしてから帰宅。



All Photographs by Ryo Masuda 2016.
Took a photograph with FINEPIX F1000EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.10.28]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp