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風まかせ旅紀行

新潟県・富山県 BD-1 OFF会@富山 2日目


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2010年5月2日(日)

BD-1 OFF会@新潟・富山県の2日目。今日明日は富山駅前のホテルを拠点に、富山県内を回る予定。今日は富山駅前から自走してスタートし、富山湾沿いを氷見方面へ向かうルートです。見どころは射水線の廃線跡、富山新港の渡船、海王丸といったところでしょうか。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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富山駅前を出発

午前9時過ぎ、富山駅前を出発します。まずは富山駅前から西へ移動して神通川を渡ります。


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神通大橋を渡る

神通大橋を渡ります。向こう車線の橋のほうが古いのかな。こちら側は歩道も広くて安全です。


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射水線跡のバス専用道路

まずは射水線の廃線跡を転用した道路を探しつつ、駒見・石坂・百塚をウロウロと移動します。百塚でふと入った路地を進むと、住宅の一角に場違いな遮断機が見えてきました。あ、これがバス専用道区間に転用された廃線跡ですね。遮断機から向こう側(富山駅方向)は専用道で一般車両は立ち入れません。


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一般道に転用された廃線跡

2車線道路に転用された射水線廃線跡。交通量も少なく快適に走ることが出来ます。


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四方から先は自転車専用道に

富山湾に近くなってきた四方荒屋に来ると、廃線跡は自転車専用道になります。写真の右側に見える青い屋根は幼稚園なのですが、そこに四方駅と車両基地があったそうです。


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国道は右手の民家の向こう

国道415号線から少し離れて、しかしそれと平行に富山新港方向へ進みます。


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倉庫群の裏を行く廃線跡

倉庫の裏手を行く廃線跡。民家が有っても、玄関がこちら側を向くことがないのが、なんとも廃線跡らしい。埼玉県熊谷市に残る東武妻沼線跡もそうですね。もっともあそこは廃線跡が今でも東武鉄道所有という理由があるのですが。


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海老江駅ホーム跡

海老江駅跡に残るホーム。射水線の中で明確に駅跡が残っているのは、ここ海老江駅と、バス専用道区間にある八ヶ山駅だけようです。


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廃線跡の直ぐ脇にある草岡神社

国土地理院の12500地形図にも名前が記載されている堀岡古明神鎮座 草岡神社。廃線跡の直ぐ隣にあるので、通り掛かると直ぐ分かります。永安時代の延期式神名帳にもその名が記されている古い神社だそうです。


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でっかい橋が見えてきた!

向こうに建設中の富山新港東西線(新湊大橋)の橋脚が見えてきました。主塔の高さが127mにも達する大きな斜張橋です。橋は2階建てで車道の下に自転車・歩行車道が出来るそうです。自転車・歩行者はこれから乗る渡船よりも時間かかりそうだなぁ。


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渡船乗り場に到着

富山新港を横断する市営の渡船乗り場に到着。この渡船は、富山新港開削で分断された射水線の替わって1967年から運行されているもので、1986年以降は無料で利用できます。


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小さなフェリーがやって来た

海を眺めているうちに、向こう岸からフェリーがやって来ました。


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自転車も降りてきた

着岸すると前方のタラップを下ろして、乗客を降ろします。自転車もあの通り簡単に乗り降りする事が出来ます。


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BD-1も乗船

さあ、我らがBD-1も乗船です。BD-1はこれが初の船旅。手持ちの自転車の中だと、1号車熊本県の天草フェリーに乗せたことがあるくらいか。


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出港

タラップが上がって出港です。結構機敏な動きでグイグイと岸から離れていきます。


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建設中の新湊大橋

建設が進む新湊大橋。あれが完成すると、この渡船は廃止されることになります。しかし、対岸に行くのに、わざわざあの橋まで上がれっていうのもちょっと「?」だなぁ(もちろんエレベータが用意されていますが)

2014年8月に再訪しましたが、橋完成後も渡船は残されました。
富山県・石川県 魚津-能登 富山湾沿いポタ


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越の潟駅

あっという間に対岸に到着。渡船を降りると目の前は、万葉線の越の潟駅です。


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CocaCola号と記念撮影

BD-1とCocaCola号(勝手に命名)。渡船からの乗り換え客を吸い込むと、程なく発車していきました。


越の潟駅からほど近い海王丸パークへ移動。名前の通り1930年に進水した帆船・海王丸(初代)が係留されている公園です。


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初代海王丸

年10回、帆を全て広げる総帆展帆が行わわれています。また、毎週金曜、土曜、日曜日にはイルミネーション点灯もされているそうです。今度は夜間に取材しに来なきゃ!


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放生津八幡宮

放生津八幡宮。案内板を引用すると、

天平十八年(746)大伴宿祢家持卿が越中の国司として赴任。奈古之浦の風光を愛して豊前の国宇佐八満神を勧請して奈古八幡宮を興す。後、北条時政が再興したと伝えられる。 以下略

とかなり古い神社でした。車だと「あっなんかあったけど?」と通り過ぎてしまう所も、自転車だと直ぐに立ち寄れる、これがポタリングの醍醐味だよなぁ。

放生津八幡宮・・・とやま観光ナビ


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木製の狛犬

拝殿の左右に木製の大きな狛犬が。


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とっても大きい

弘化3年(1846年)に寄進された物で、作者は当時19歳の矢野啓通(たかみち)という人物で、後に明治政府で宮内省の御用達を勤めたんだそうです。


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放生津町の街並み

放生津町の通り。古い街並みが残っています。ここも旧北陸道の一部になるのかな?


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新庄川橋

越の潟駅から道なりに西へ行くと庄川にぶつかります。新庄川橋を渡って伏木港方面を目指します。


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伏木港に残るレール

伏木港の道に残るレール。高岡貨物駅から港まで延びていた頃の名残ですかね?


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工場脇を進む万葉線

工場脇を進む万葉線。どうも、この写真を撮った辺りに駅があったらしい。


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小矢部川を渡る

真新しい伏木万葉大橋で小矢部川を渡ります。国土地理院の12500地形図では、未だ橋はなく、渡船のマークになったまま。そう言われると、写真右に写っている船の先の岸に、船着き場のようになっているところが見えますね。如意の渡しと呼ばれ、記録が残っているだけでも江戸時代から続いていて、2009年8月2日に橋の開通と共に廃止されたそうです。


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伏木中央町近辺の街並み

伏木万葉大橋を渡ると、真新しい大きな道。あれ?ルート作成時の地図には載ってなかったんですねぇ。 ちょっと予想外の道に出くわしましたが、まぁ道なりに小矢部川沿いを走り、途中で街の中に入ります。


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旧旧国道からの眺め

伏木から雨晴へは、現国道415号・旧国道のトンネルを避けて旧旧道の坂道へ。地図でルートを考えている時から「ここは眺めが良いかも」と想像していたんですが、なかなか良い眺めでした。下に見えているのは旧国道。その左側に見えているレールが氷見線。両方ともに足元のトンネルを抜けていきます。


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女岩 かな?

雨晴にやって来ました。残念ながら北アルプス方向は、ガスっていて望むことが出来ませんでした。富山湾から能登半島方向へはご覧の通り。


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島尾駅前の案内図

ちょっとの間だけ現国道415号を走り、直ぐに旧道へ。雨晴駅前を通って、その次の島尾駅で氷見線を越えて海側へ。海水浴客目当ての民宿が多いですね。


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松並木が続く道路

松の木が続く道を進みます。途中にある海浜植物園のレストランでお昼ご飯にしようかなぁ〜と立ち寄ってみたのですが、大混雑中でした。ということで一挙に氷見市街地まで進むことにします。


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氷見駅

ということで氷見駅までやって来ました。氷見線の終着駅です。元々は石川県の羽咋まで延伸する計画で建設された私鉄だったそうで。へぇ。


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ハットリ君列車到着

駅前をウロウロしていると、ハットリ君列車が入ってきました。作者藤子不二雄Aがここ氷見市の出身なんですね。


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氷見市街の国道415号

氷見駅から国道415号に出てちょっと北上します。えー、たしかこの先に忍者ハットリ君のカラクリな橋が有るって聞いたことが有ったような・・・。


「虹の橋」のカラクリ

あ、有りました。湊川に掛かる「虹の橋」は、忍者ハットリ君達のカラクリ仕掛けが、1時間に1回(観光シーズンは30分に1回)、4分弱のショーを繰り広げます。ちょうどその時間になるところだったので、見ていくことに。この後、お昼ご飯を探して市内をウロチョロ〜。道の駅は激混みだし、う〜ん。


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精肉店と焼き肉屋が同居

ということで、お昼の時間を大きく過ぎてしまいましたが、あっちこっち探した挙げ句、地元の精肉店がやっている焼き肉屋さんへ。でも目標はカレーだったりします。


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氷見カレーのノボリ

目印はこれ、氷見カレーのノボリ。詳しくは氷見カレー学会をご覧下さい。


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海沿いから一転、山の中へ

氷見カレーで補給後、高岡市へ向かいます。同じ海岸沿いを戻っても面白くないので、ちょっとした峠越えコースを設定。氷見までの海沿いコースとは一転して、緑が濃い感じに。


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緩やかな登り

道の駅の大混雑が嘘幻だったかと思うほど車が来ない道。高岡まではそれほど距離も無いので、ノンビリ進みます。実は緩やかに登ってます。


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新津々良トンネル

予定では標高100m近くのトンネルを越えることになっていたはずですが、何も考えず道なりに進んでいると、あれ?予想外に低いところに、予想外に大きくて新しいトンネルが?? 標高50mくらい下がったところに新トンネルが出来たんですね。


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高岡側へ下る

新津々良トンネルを抜けて、高岡側に一挙に下っていきます。


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高岡市街に入った

小矢部川を国条橋で渡って高岡市街へ。博労町・御馬出町と行った由緒ある町名を見ながら、ひとまず高岡城跡に行ってみることに。


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高岡大仏

高岡城跡に向かっていると、ちょうど高岡大仏の前を通りかかりました。木造の大仏が火災で度度焼失し、燃えない銅像で再建されたものだそうです。

高岡大仏・・・とやま観光ナビ


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高岡城址の射水神社

高岡城址にある射水神社。高岡城自体は元和元年(1615年)に廃城となった城ですが、その後も高岡町奉行所管理の下で加賀藩の一拠点として使われたそうです。道理で遺構が良く残っているわけだ。

古城公園・・・高岡市


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重要伝統的建造物群保存地区の案内板

高岡城址を後にして向かったのは、その西側にある小馬出町から御馬出町にかけての重要伝統的建造物群保存地区です。12500地形図を見ると、高岡城址の西側は土地が碁盤の目状に区切られていますが、これは城下町として計画されたものだそうで。


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旧室崎家住宅

土蔵造りのまち資料館として使われている旧室崎家住宅


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こんな建物が通りのあちこちに

こんな建物が通りのあちこちに点在しています。明治33年の大火後も防火建築である土蔵造りの町屋が建てられ続けた事が、この街並みを維持させた遠因になっているようで。栃木市よりも大規模に残ってるかな?


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煉瓦造りの富山銀行本店

最後は、富山銀行本店に立ち寄りました。旧高岡共立銀行本店として大正4年に建てられた煉瓦建築です。


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直線基調ですね

設計者は清水組(現在の清水建設)の田辺淳吉。ん?どこかで聞いたような見たような・・・と思ったら、渋沢栄一ゆかりの誠之堂の設計者と同じなのでした。へぇ。


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ライトレールが乗り入れる高岡駅に到着

日も傾いたところでJR高岡駅へ。ここから富山駅まで輪行して今日の日程は終了となりました。富山駅前のホテルへ戻ってひと息入れた後、夕ご飯を食べに地鉄ビルへ。以前、日本自動車博物館を取材したときにも地鉄ビルをウロウロしていて、そう言えばレストランフロアが有ったよな〜と思い出したんです。


走行経路1富山駅前から四方荒屋を通って、新潟新港の手前までのルートです。


走行経路2富山新港から放生津、伏木、雨晴までのルートです。


走行経路3、雨晴から氷見を経由して新津々良トンネルの手前までのルートです。


走行経路4、新津々良トンネルから国条橋を通って高岡市街までのルートです。


ルートプロファイルです。走行距離は約63km、累積標高は約800mでした。平均速度は7.7km/hと、かな〜りのノンビリペースとなりました。まぁちょっと行っては直ぐ写真撮って〜の繰り返しでしたしね。GPSログはこちら「log20100502_0.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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All Photographs by Ryo Masuda 2010.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.25]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp