TOP MENU旅紀行>国道252号・只見線沿いポタ Vol.1

風まかせ旅紀行

新潟県 国道252号・只見線沿いポタ Vol.1



photo-20101114-0

2010年11月14日

先週の点線国道291号での紅葉見物から1週間。もう少し標高の低い所ならまだ見頃なんじゃないだろうか?という予想と期待を抱いて、今回は只見線沿いの国道252号を遡ってみることに。

出発地はお馴染みの道の駅「ゆのたに」。朝9時半前に道の駅「ゆのたに」に着き、早速3号車を展開して出発準備完了。前回同様フロントバッグに一眼レフ *istDS2を突っ込んで、9時40分に道の駅を出発します。まずは直ぐ近くに見えている薬師山の麓を通って国道252号を目指します。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


photo-20101114-1
道の駅からも見える薬師山

あれが薬師山とそれに続く城山。反対側(北側)の斜面には薬師スキー場があります。


photo-20101114-2
雪上車両の大群

道の駅を出発して北へ向かう道と、国道352号の交差点にある「あさひ車両」。スキー場でしか見ることが出来ない車両が集まっています。


photo-20101114-3
現役かそれとも・・・

オフシーズンのメンテナンスなんだろうか、それとも廃止されたスキー場のものなんだろうか。この辺でもスキー場の閉鎖・廃止が相次いでいるし・・・。


薬師スキー場の麓を通ります。日帰り温泉施設の「ゆ〜パーク薬師」が併設されています。


photo-20101114-5
羽根川と上権現堂山

七日市新田から羽根川を渡り中家へ向かいます。上流方向左に見えているのは上権現堂山(997.7m)かな?


photo-20101114-6
会津街道の名残?

新保、今泉と走って国道352号に合流。破間橋で破間川を渡り、直ぐに右の細道へ。


少し国道352号を走って只見線の越後広瀬駅で一休み。そうそう、今日のお伴は3号車


photo-20101114-8
向こうの山の方へ行きます

山並みへ向かって伸びていく只見線。今日はこれに沿って登っていきます。ホーム反対側にも白線があるのは、昔2線島式ホームだった頃の名残?


photo-20101114-9
暫く国道252号が併走する

越後広瀬駅から国道352号に入って和田川を渡ります。直ぐ下流に見えているのは国道252号の橋。


photo-20101114-10
車も少なく走りやすい

和田川を渡ると国道352号は古志種苧原のほうへ離れていきますが、進路はそのまままっすぐに、国道252号の隣を進みます。車も少なく走りやすい道です。


photo-20101114-11
真ん中にある塞念佛は初めて見た

道沿いに建つ二十三夜塔と庚申塔。古くから在る道であることが分かります。BD-1が向いているのは今来た方向。


photo-20101114-12
もうすぐ国道252号に合流

右下にチラッと写っているのが国道252号。六十里越を経て会津若松へ至る道。六十里越は国道にも係わらず今でも冬期通行止めになる険路です。


越後広瀬駅から一つ隣の魚沼田中駅。元は仮乗車場として開業した駅だそうです。


photo-20101114-85
魚沼田中駅から破間川左岸へ

魚沼田中駅から破間川左岸へ移動。破間川の川面には未だうっすらと霧。


photo-20101114-86
対岸は権現堂山

魚沼田中駅から破間川を挟んで対岸の下権現堂山。標高は896.6mとそれほど高いわけではないのですが、山頂からの眺めが抜群の山です。


photo-20101114-14
斜面にスキー場の跡

その斜面に残る権現堂スキー場(越後アクシオムスキー場)の跡。


photo-20101114-15
破間川左岸の道を進む

そのまま破間川左岸の道を進みます。広くて快適。2号車5号車で快走するのも楽しそう。


photo-20101114-16
破間川の紅葉

三渕沢橋の上から望む破間川の紅葉。曇天がちょっと残念ですが、これはこれで悪くない。


photo-20101114-87
上流に見えるのは藪神ダム

上流に見えるのは藪神ダム。発電用のダムですね。


photo-20101114-17
再び国道252号に合流

再び国道252号に合流。越後須原へ向かいます。


photo-20101114-18
久しぶりに来た目黒邸

越後須原にある目黒邸。国の重要文化財に指定されている豪農の住居。中はこちらのレポートをどうぞ。

目黒邸


photo-20101114-19
守門周辺の案内板

観光案内所のような建物の前に立つ案内板。今居る道は会津街道の名残。


photo-20101114-20
目黒邸の庭

目黒邸内のお庭の紅葉を脇の道からちょいと見物。雪囲いの作業が始まっていました。一ヶ月後には灰色の世界かなぁ。


越後ゆきくら館こと玉川酒造。雪を使った低温貯蔵庫が特徴の蔵元。見学も出来るそうです。


photo-20101114-22
会津街道を進む

玉川酒造を後にして、再び会津街道を進みます。


photo-20101114-23
田圃の中の細道

大谷内で現国道252号に合流。国道252号は破間川を渡って左岸へ進みますが、右岸にも細道が続いているようなので、これを進んでみること。


photo-20101114-84
もう雪が見える守門岳

良い景色なので一眼レフを取り出して撮影。後ろに見える山頂近くに雪を被っているのは守門岳(1537m)。


photo-20101114-24
なにやら先行き不安な細道

道は続いているようですが、なんだか不安になる展開です。ま、行き止まりだったら戻れば良いだけ、という身軽さが自転車ポタの良いところ。


photo-20101114-25
大深沢川

小さな橋で大深沢川を渡ります。結構川面から距離があるなぁ。


photo-20101114-26
赤白のポールが立っていた

その小さな橋の前後には赤・白のポールが立てられていました。雪に埋もれた時のための物ですね。ということは、この道は除雪されるのか?


photo-20101114-27
結構崖っぷちな道

道から見る破間川対岸の工場。川面から随分高い位置にあるように見えます。見えるだけでなく、実際に道の下は30m位はあろうかという崖。


photo-20101114-28
史跡「穴観音」

その崖に開いた穴に鎮座していたお地蔵様の一団。守門村(旧)の史跡「穴観音」らしい。


photo-20101114-29
長鳥に入った

暫く行くと長鳥の集落に入ります。家屋が増えると共に細道から2車線道路に広がりました。


photo-20101114-30
コンクリブロックに行く手を阻まれる

国道290号を横断して西名から東野名へ入り道なりに進むと、路上に進入禁止の文字が貼られたコンクリートブロックが。ん?なんかweb上で見たことがあるような?


photo-20101114-31
稲葉隧道跡

自転車を置いて進んでみると、その先には鉄格子が嵌められたトンネルがありました。集落同士の交通の便を図るため、自力で掘り抜いたという稲葉隧道でした。2002年1月に自然崩落し、そのまま用途廃止になったそうです。


photo-20101114-32
稲葉トンネル災害復旧記念

用途廃止になった隧道の代わって破間川の対岸に掛けられた橋へ向かいます。その橋の袂に、それを記念した碑が建てられていました。


photo-20101114-33
破間川の紅葉2

その、稲葉隧道の代わりに掛けられた橋の上から見た、破間川の流れと紅葉。


photo-20101114-88
*istD S2でもう一枚

また一眼レフを取り出して撮ってみます。ちょっと手ブレしてるか?


photo-20101114-34
暫く人家もない道を進む

暫くは人家も無い破間川右岸の道を進みます。


photo-20101114-35
改築中の手仕事手ほどき館

温泉施設の近くと通り道なりに直進すると、そのまま国道252号に合流します。その前に入広瀬駅に立ち寄ってみることに。駅近くにあった「手仕事手ほどき館・魚沼民家塾」。シーズンオフで尚かつ雪が降り積もる前に改築しようという事かな?


入広瀬駅のプラットホーム上から小出方面。


photo-20101114-37
あれは保線小屋?

会津若松方面。線路の向こう側に建つ平屋の建物は、保線要員の宿舎かなにかだろうか?


photo-20101114-38
入広瀬のメインストリート

入広瀬のメインストリートに戻り、更に破間川の上流を目指します。なんだか暫くぶりに見た気がする信号。


photo-20101114-39
ここも会津街道の名残だろうか

この辺りも会津街道の名残なのか? この先で国道252号に合流します。


photo-20101114-40
国道脇の石仏群

国道252号脇に建っている色々な石仏。左から3番目に注目。光明塔と読めます。こういうポタリングをしていると二十三夜塔や庚申塔はたびたび見掛けるのですが、光明塔はここで初めて見ました。どうも光明真言供養塔らしい。もっと近くで観察してくれば良かった・・・。


photo-20101114-41
小さな滝

国道の直ぐ脇に滝が流れ落ちていました。手前の白いペイントは国道の路側そのものです。


photo-20101114-42
柿ノ木駅

入広瀬の次の駅、柿ノ木駅。奥が会津若松方向。


photo-20101114-43
小さな待合室

ホーム脇に立つ待合室。中には、昔の只見線の写真が掲示されていました。

レポートはVol.2に続きます。



All Photographs by Ryo Masuda 2010.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.18]に加筆修正しました。

この記事のURLをQRコードで表示



Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp